節水の一環として、トイレのタンクにペットボトルを置く方法が紹介されることがあります。
しかし、この方法は推奨されない節水術であり、理由は主に3つあります。
排水不良を引き起こす
トイレのタンクにペットボトルを置くと、トイレがきちんと流れなくなる可能性があります。
タンクに貯める水の量が減るので節水になっているように見えますが、実際には流れる水が足りなくなることが生じて、トイレが詰まったり、きちんと流れなかったりする問題が起きることがあります。
給水部を破損する恐れ
トイレのタンクは、トイレの水を供給するための重要な部品であり、その中に異物を入れることで、給水部を破損する可能性があります。
特にペットボトルが動くと、給水部や他の部品に衝突し、故障の原因となることがあります。
衛生面での問題
トイレのタンク内は湿度が高く、微生物が繁殖しやすい環境です。
そのため、タンク内にペットボトルを長期間置いておくと、ボトルの表面にバクテリアが繁殖し、不衛生な状況を作り出す可能性があります。
トイレのタンクにペットボトルを置く節水術はNG
以上の理由から、トイレのタンクにペットボトルを置く節水術は推奨されません。
節水を心がけることは大切ですが、適切な方法を選んで行うことが必要です。
代わりに、毎日の生活の中での節水活動を心がけることをおすすめします。
また、節水型トイレもあるので、トイレを買い換える際には節水型のトイレにすることを考えましょう。
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